私は、平成元年より市内で整体院を開業しております。20年間で数万人もの患者を診てきた私は、体のバランスや動きについて誰よりも熟知してきた自負がありました。
初めてお店にうかがって、中敷を体感したときには、自分の体の中心に腰が乗っている！という感覚に衝撃を受けました。ウォーキング方法で自然湾曲を維持して、正しい姿勢で歩くためには骨盤を立てるように臍の下の丹田に少し力を入れ、引き上げるようにして歩く・・・。そのように努力して歩いていたのに、不思議なことに中敷を入れただけでその姿勢になれるということに驚きました。でも、気のせいかもしれないと思い、片足で立ってみたところ、非常にバランスがよくなり、かなり長い時間片足立ちができたので、本当に体が変わったと確信いたしました。そして、自分の力ではなく、中敷がそっと、しかし確実に私のかかとの内側をサポートしてくれているのが、足を通じて伝わってきました。

毎日、患者さんの体を整体していて思うのは、どのようにしたら日常生活の中でも健康を維持できないかということです。せっかく体のゆがみを整えてもまた元に戻ってしまいます。原因としては、いろいろな要因がありますが、そのひとつに、足の状態があります。どんなに骨盤を整え、骨格を矯正しても、体の土台を支える足に問題があっては、何度整体をしても徒労に終わってしまうからです。
よい中敷と出合ったことで、私自身もよかったということだけではなく、この体験を情報として伝えることで、患者さんたちにとっても心強い味方ができたといっても過言ではありません。私に、このお店を紹介してくださったのは、私の患者さんでした。今では、私がほかの患者さんたちに紹介して、皆さんに大変感謝されています。