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締め具合でこんなに違う!靴紐の使い方

2020年11月30日 月曜日

早いものでいよいよ明日から12月、一段と冷える様になりましたね。
皆様お元気ですか?足道楽武蔵小杉店の足のトレーナー照井です。

日頃、定期検診や中敷の点検でお客様の中敷を拝見していますと、
男性でも女性でも足が前へ滑っているのをよく見かけます。

下の写真の様に、中敷の先端まで指の痕が残っているのは滑っている証拠です!

中敷滑りそこで、靴をご案内する際に
「紐はしっかりきつく締めてくださいね!足痛くなりますよ!!」
と口酸っぱく言わせて頂いています。
足道楽をご存知の方は、もう耳タコですよね(笑)
しかし、足が滑っているお客様からは
「しっかりきつく締めてるんだけどなー」
と返ってくる事が多いんですよね。
そして締め直してあげると
「やっぱり自分で締める時と違うんだよなーなんで?」
となってしまいます。
もちろんご来店頂ければ紐の締め直しはやらせてもらいます。
しかし、面倒ですよね。

そこで紐の使い方、締め方のコツを知っていただきたいと思います!

紐の通し方によって紐の引き方が変わってきます。
ウォーキングシューズや普段履き用の歩く靴に最適な、上から下へ紐を通すやり方は、横に紐を引いて締めていきます。

(↓上から下へ通しています)

ただ単純に真横へ引っ張ってしまうと、靴の天辺だけ締まってしまい、甲が痛くなってしまうのに緩い(締めきれていない)という状態になります。
イメージとしては横に引きながら靴の革を足に沿わせて足と靴の隙間を無くしていく様に締めるのが正解です。
また、足の形によって適切な力具合で締めてあげると、靴が気持ち良く足に纏わりついてくれます。
1番上は靴の履き口を足首の形に馴染むように斜め上方に引いて結びます。

ランニングシューズなどに多い下から上へ紐を通すやり方は、上記のやり方に比べ、固定力は低下しますが、走る動きの時スムーズに動かしてくれる通し方です。

(↓下から上へ通してます)

締める時は紐を上方へ引いて締めていきます。
イメージは同じく足に密着させるように隙間を埋めて包み込むように引いていくのが良い締め方です。
なので必然的に真上に引かず、自分からやや斜め前方へ引いて横の隙間を潰していく感じになります。

隙間が出来てしまうと走った時に足との一体感が低下し、ブレて走り辛くなってしまいます。


靴の構造や特性によっても紐の締め方は変わってきます。
もし疑問がありましたらスタッフに一度ご相談くださいね。

しっかり締めて痛み知らずの快適ウォーキング・快適ランニングを楽しんでください!

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