腸脛靭帯炎
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症状

腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)
腸脛靭帯炎は、別名「ランナー膝」や「ランナーズニー」とも呼ばれ、特にランニングをする人に多く見られる膝の外側の痛みです。
具体的には、以下のような症状が現れることがあります。
- 膝のお皿のやや外側や少し下が痛む
- 走ったり運動中に痛む
- 膝を曲げ伸ばしする際に音が鳴る
- 階段の上り降り(特に下りが痛む)
- 椅子から立ち上がる時に痛む
- 膝を深く曲げた時に痛む
原因

腸脛靭帯炎は、太ももの外側にある「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」という丈夫な筋が、膝の外側の骨の出っ張り「大腿骨外側上顆(だいたいこつがいそくじょうか)」と繰り返しこすれることで炎症が起き、痛みが生じる状態です。
主な原因として以下のものが挙げられます。
- 加齢や筋力の低下によるもの
- 過度な運動や使いすぎによるもの
- 繰り返しの衝撃によるもの
- 合わない靴や古い靴によるもの
- 扁平足やO脚によるもの
- 筋肉や靭帯の柔軟性不足によるもの
ランニングのような繰り返しの動作で、腸脛靭帯が膝の外側の骨と何度もこすれることが、特に多い原因の一つです。
対策

かかとから臀部(でんぶ)を支える下半身の一番大きな靱帯で、足部のオーバープロネーション(過剰回内)が原因のため、足首が内側に倒れないように、足に合った正しいサイズのシューズや、内側の底が硬くなっているシューズが必須です。また、日々のストレッチもとても重要になります。
