シンスプリント
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症状

シンスプリント
すねの骨にくっついている骨膜という膜が、繰り返し引っ張られたり衝撃を受けたりすることで、炎症や痛みを引き起こす状態のことで、すねの内側の下から3分の1くらいの場所に痛みが出ることが多いです。正式には脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)と呼ばれます。
主な症状として以下のものが挙げられます。
- 運動を始めると痛む
- 運動中は痛みが和らぐ
- 指で押すとズキッとした痛みがある
- 運動後に再び痛みだす
- 痛む部分に腫れや熱感がある
- 骨を叩くと響くような痛みがある
シンスプリントの症状は、疲労骨折と非常に似ていることがありますが、疲労骨折は骨にヒビが入っている状態で、治療法や安静期間がシンスプリントとは異なります。
原因

原因は一つではなく、様々な要因が絡み合って発症すると考えられていますが、
主な原因として以下のものが挙げられます。
- 加齢や筋力の低下によるもの
- 過度な運動や使いすぎによるもの
- 繰り返しの衝撃によるもの
- 合わない靴や古い靴によるもの
- 扁平足やO脚によるもの
- 筋肉の柔軟性不足によるもの
走りすぎやジャンプのしすぎといった、使いすぎが直接的な引き金になることが多いですが、その背景には「硬い地面」「合わない靴」「足の形」「筋肉の硬さや弱さ」など、様々な要因が隠れていることが多いようです。
対策

大きめの靴を履くことで、足のアライメント(適切な土台)が崩れ、腓骨(ひこつ)や脛骨(けいこつ)に歪みが生じるので、シューズで足裏を安定させ下肢筋肉の緊張を緩め、柔軟性を上げるストレッチも必要です。
